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職場環境改善について事例発表しました

2020年02月13日

 『離職者ゼロの会社作りに活かすストレスチェック事業報告会』(松山市)で、健康経営の一環として取り組んでいる職場環境改善の内容について事例発表を行いました。

 以下、発表者のコメントです。

 

総務部 担当 大森 美加子
 当社では従業員の心の健康は活気のある職場のために重要な課題であるとし、身体面の健康だけでなく精神面の健康増進にも積極的に取り組む「健康経営」を2018年に社内に宣言した。

 具体的な取り組みとしては、メンタルヘルス研修(セルフケア・ラインケア・ハラスメント)を1年かけて複数の部署で少人数体制(30名以下/回)で行い、セルフケアの重要性を従業員一人一人が認識できるようメンタルヘルスの浸透を図っている。実施後のアンケートからも「色々な考え方の人がいると分かった」というような柔軟な発想への気づきの契機となっていることが窺える。

 今回、ストレスチェックの分析結果で高ストレス職場と診断された部署が「三浦保愛基金」の助成を受け職場環境改善に取り組むことになった。始まったばかりではあるが、ここでの成果を全社へ水平展開させてより良いイージーエスにしていきたい。

 

警備防災部 部長 山本 若利
 2019年度のストレスチェックにおいて高ストレス職場との診断結果となり、さらに細かく分析し1つのグループにターゲットを絞り職場改善の取り組みを開始した。開始に際しこころ塾・中小企業診断士によるグループミーティングを実施したところ、身体的負担の高さや上司・同僚からのサポート不足、働き甲斐の低さがストレスの要因として明らかになった。

 業務の性質上「求められることを出来て当たり前」という風土の中でチェック・指導が先立ち、「互いに感謝しあう」という意識が薄かったことに気づかされた。また、ここ数年は顧客満足度の向上取り組みを実施しており、一定の成果を挙げられたが、その反面業務負荷が上昇しストレスにつながっていた。

 ストレス要因を解消すべく、5つの具体策を立案し、まず直ぐにできる「サンキューレター」を開始した。これは日常の小さな感謝を用紙に記入し伝え共有することで社員間の前向きなコミュニケーションにつながることを期待している。

 その他対策についても社内外に対して働きかけを実施中であり、少しでも成果に繋がるよう引き続き努力していく。

 

sankyu.png警備防災部のサンキューレター

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