排水処理評価試験とは、活性汚泥(微生物)処理設備において処理したい廃水が発生した場合に、現状の活性汚泥(微生物)に悪影響(有機物分解性低下や微生物の死滅など)を与える恐れがないかを事前に評価試験することで、廃水処理の可否を判断する。処理設備を適正に維持管理するためのリスク低減対策として、有効な手段の一つとなっている。
回分試験装置を用いて、従来廃水・活性汚泥・評価廃水を混合し、所定の時間エアー曝気した後、評価廃水の阻害性および処理性を評価する。
阻害性試験評価 | 評価廃水が活性汚泥に与える影響(阻害有無)を評価する。 |
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処理性試験評価 | 評価廃水単独での活性汚泥による分解性を評価する。 |
試験基準 | OECD-TG209に準拠。 |
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試験装置 | 活性汚泥酸素利用診断機ストラストックス(セントラル科学(株) 製) |
評価内容 |
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