ISO14001認証取得企業、ISO9001認証取得企業、計量証明事業第環19号(濃度)、建築物飲料水水質検査業愛媛県西保23水第1号

排水処理評価試験

排水処理評価試験

活性汚泥処理設備 排水処理試験概要

排水処理評価試験について

排水処理評価試験とは、活性汚泥(微生物)処理設備において処理したい廃水が発生した場合に、現状の活性汚泥(微生物)に悪影響(有機物分解性低下や微生物の死滅など)を与える恐れがないかを事前に評価試験することで、廃水処理の可否を判断する。処理設備を適正に維持管理するためのリスク低減対策として、有効な手段の一つとなっている。

試験の種類

  • 阻害性試験
  • 処理性試験
  • 活性汚泥吸収阻害(OUR)試験

阻害性試験・処理性試験(回分試験)

回分試験とは・・・

回分試験装置を用いて、従来廃水・活性汚泥・評価廃水を混合し、所定の時間エアー曝気した後、評価廃水の阻害性および処理性を評価する。

回分試験

評価内容

阻害性試験評価 評価廃水が活性汚泥に与える影響(阻害有無)を評価する。
処理性試験評価 評価廃水単独での活性汚泥による分解性を評価する。

活性汚泥呼吸阻害(OUR)試験方法 (回分試験に対してよりセンシティブに阻害を検知する)

試験基準 OECD-TG209に準拠。
試験装置 活性汚泥酸素利用診断機ストラストックス(セントラル科学(株) 製)
評価内容
  • 活性汚泥に与える呼吸阻害を評価する。
  • レファレンス物質添加試験により、活性汚泥への阻害物質の阻害挙動を示し、阻害程度の指標とする。