ISO14001認証取得企業、ISO9001認証取得企業、計量証明事業第環19号(濃度)、建築物飲料水水質検査業愛媛県西保23水第1号

排水自動監視計測器
メンテナンス

排水自動監視計測器メンテナンス

排水自動監視計測器の役割について

工場など事業場排水に含まれる有機性汚濁物質の監視は、水質総量規制など排水規制への対応や環境対策の点で不可欠なものとなっています。
排水基準などの環境規制では、河川、湖沼、海域などの環境水域に放流される、最終排水が規制対象であり、これより上流の排水に対する規制は
ありません。しかし、工程上のトラブルや作動油等の排水への混入などがあると、河川、湖沼、海域などへの最終放流水を監視するだけでは、
水質汚濁事故を防ぎきれない場合があります。そのため、水質汚濁事故の未然防止を目的とする排水の上流監視が注目され、石油化学、鉄鋼、
自動車関連など、様々な大規模工場で導入が始まっています。

上流監視の必要性

1.異常排水の早期発見による「水質汚濁事故の未然防止」

最終放流水の監視で異常排水が見つかっても、異常排水の環境中への放出を防ぐのに間に合わないかもしれません。排水をより上流側で
監視することで、異常排水の環境への放出を未然に防ぐことができます。

2.排水処理の負荷軽減

構内の各工場、あるいは排水処理の各段階で監視することで、処理の必要な異常排水の量を必要最小限とし、排水処理の負担を軽減が
可能となります。また、排水処理施設に流入する排水の汚濁量を監視することで、排水処理負荷の適正化を図ることができます。

こうした背景により、排水自動監視計測器を導入した後も24時間安定して稼働させることが求められ、保守管理メンテナンスが
重要となります。

取扱い実績

これまで約10 年以上さまざまなメーカーの排水自動監視計測器のメンテナンスを行ってきました。
機器の定期点検及びトラブル対応方法など、蓄積してきたノウハウを活用し、装置の安全・安定・安心操業に寄与致します。

取扱い実績のある排水自動監視計測器の一例

メーカー 型式
東亜DKK COD-203
COD-203A
OPM-423A ※UV計
OPM-410A型 ※UV計
OMP-1610(S) ※UV計
FLP-1315 ※ろ過機
東レ TOD-200MD
TOD-800
TOC-106L
TNC-6200
島津 TOC-4100
TOC-4110
TOC-4200
TOCN-4110
TNPC-4100
TNPC plus-4110

業務内容事例(出張メンテナンス)

日常点検

  1. 1排水自動監視計測器の動作チェック
    • 各所清掃、目視点検
    • 試薬補充

定期点検

  1. 2排水自動監視計測器の校正
  2. 3サンプルラインの点検・掃除
  3. 4消耗部品の交換

非定常

  1. 5排水自動監視計測器トラブル時のメンテナンス対応

その他

  1. 6作業報告書の作成