工場など事業場排水に含まれる有機性汚濁物質の監視は、水質総量規制など排水規制への対応や環境対策の点で不可欠なものとなっています。
排水基準などの環境規制では、河川、湖沼、海域などの環境水域に放流される、最終排水が規制対象であり、これより上流の排水に対する規制は
ありません。しかし、工程上のトラブルや作動油等の排水への混入などがあると、河川、湖沼、海域などへの最終放流水を監視するだけでは、
水質汚濁事故を防ぎきれない場合があります。そのため、水質汚濁事故の未然防止を目的とする排水の上流監視が注目され、石油化学、鉄鋼、
自動車関連など、様々な大規模工場で導入が始まっています。
最終放流水の監視で異常排水が見つかっても、異常排水の環境中への放出を防ぐのに間に合わないかもしれません。排水をより上流側で
監視することで、異常排水の環境への放出を未然に防ぐことができます。
構内の各工場、あるいは排水処理の各段階で監視することで、処理の必要な異常排水の量を必要最小限とし、排水処理の負担を軽減が
可能となります。また、排水処理施設に流入する排水の汚濁量を監視することで、排水処理負荷の適正化を図ることができます。
こうした背景により、排水自動監視計測器を導入した後も24時間安定して稼働させることが求められ、保守管理メンテナンスが
重要となります。
これまで約10 年以上さまざまなメーカーの排水自動監視計測器のメンテナンスを行ってきました。
機器の定期点検及びトラブル対応方法など、蓄積してきたノウハウを活用し、装置の安全・安定・安心操業に寄与致します。
メーカー | 型式 |
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東亜DKK | COD-203 |
COD-203A | |
OPM-423A ※UV計 | |
OPM-410A型 ※UV計 | |
OMP-1610(S) ※UV計 | |
FLP-1315 ※ろ過機 | |
東レ | TOD-200MD |
TOD-800 | |
TOC-106L | |
TNC-6200 | |
島津 | TOC-4100 |
TOC-4110 | |
TOC-4200 | |
TOCN-4110 | |
TNPC-4100 | |
TNPC plus-4110 |